1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:28:24.56 ID:ISjxAD7gO
勇者「そんなの、実際にたたかってみなくては、わからないじゃないか!」
魔族娘「この、圧倒的な戦力差の前で、そんなセリフをいえるのかい?」
勇者「………」
魔族娘「で…ですから…どうか見逃していただけませんか?」
勇者「何をいってるんだ。実際にたたかってみないとわからないじゃないか」
魔族娘「お…お願いします…後生ですから…」 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:31:37.35 ID:r0gqdrm20
続きを聞こうか 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:30:23.67 ID:bgOZQ39SP
後生ですから→後で生でヤらせてあげますから 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:32:03.19 ID:ISjxAD7gO
勇者「見逃す?何を言ってるのかな?」
シャキンッ
魔族娘「ひっ……そ…そんな、明らかに強そうな武器…」
勇者「ああ、これね。裏ダンジョンにあったんだよ。
魔王を倒した後暇でね」
魔族娘「む…無理です。私なんて1ターンもちません…一撃で死んじゃいます」
勇者「やってみないとわからないじゃないか」 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:32:57.04 ID:jTJ2dLws0
陵辱・・・か・・・・・・ 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:34:47.99 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「だ…だいたい…魔王様を倒された貴方が、
私なんかの相手をすること自体がおかしいんですよ」
勇者「いや、でも君のデータ図鑑に無いし」
魔族娘「…ずっと隠れてたんです」
勇者「へぇ」
魔族娘「魔王様も倒されたし……やっと安心して暮らせると思ったのに……
ひっく……ぐすっ……なんで…」 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:35:57.42 ID:HAuTLdff0
いちゃラブ展開が欲しいな 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:37:29.82 ID:ISjxAD7gO
勇者「大丈夫だって、倒されたた後に
仲間になりたそうな目でこちらを見てるなんて展開もあるし」
魔族娘「上半身と下半身がさよならした状態で起き上がるなんて無理ですよ!」
勇者「右半身と左半身かもよ」
魔族娘「ひぃいいいいいい!」 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:38:50.11 ID:K3aJbqgc0
まったくこんなくだらない・・・
いいぞもっとやれ 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:39:56.27 ID:kGJONqjA0
男は黙ってブックマーク 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:40:14.33 ID:kUkpZY4S0
期待 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:42:06.51 ID:ISjxAD7gO
勇者「さて、どうしようかな?」
魔族娘「お願いします!どうか…どうか…」
勇者「でも人型の魔物ってことは、高位魔族っぽいし…」
魔族娘「そんなことないですっ!雑魚ですし、経験値も美味しくないです!」
勇者「それでも珍しい魔物だし…レアアイテム落とすかもしれないし…」
魔族娘「あ、持ち物なら何でもおいてくんで…ですから…」 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:44:50.78 ID:ISjxAD7gO
勇者「……何かいいもの持ってる?」
魔族娘「えっと…えっと…」
ゴソゴソ
魔族娘「何か…何かいいもの…」
ゴソゴソ
勇者「………まだ?」カチャッ
魔族娘「ひっ…そ……その……」
勇者「何?」
魔族娘「…薬草くらいしか」 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 17:48:19.70 ID:ISjxAD7gO
勇者「………」チャキンッ
魔族娘「ま…待ってください!本当にこれくらいしかないんです…」
勇者「お金は?」
魔族娘「……12Gくらいしか」
勇者「この剣、まだ試し切りしてないんだよねぇ…」
ブンッブンッ
魔族娘「…ま…巻き藁なら用意しますから」 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:00:48.22 ID:HAuTLdff0
あげ↑あげ↑↑ 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:02:59.24 ID:ISjxAD7gO
勇者「そういうのじゃなくてね。肉が斬りたいわけよ」
魔族娘「…干し肉なら」
勇者「生の肉ね」
魔族娘「な…なな、なま肉は痛んじゃうので…市場にでもいかない限りは…」
勇者「何を言ってるんだ。ここに良い生肉があるじゃないか」
魔族娘「ど…どこですかねぇ?こんなところには…」 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:03:42.00 ID:w1PE+8300
勇者鬼畜じゃね? 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:07:24.71 ID:pIW5pUtA0
この魔族娘を飼いたい 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:08:02.81 ID:ISjxAD7gO
勇者「こ・こ」スッ
魔族娘「…後ろ?」キョロキョロ
勇者「………」
魔族娘「ははは…そうですよね………
ひっく…私ですよね…ぐすっ…」
勇者「作戦はガンガンいこうぜでいいかな」
魔族娘「せめて…命を大事にで…」
勇者「敵の命は関係ないからね」 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:11:53.26 ID:GVKFKfze0
勇者じゃねーーー 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:12:02.94 ID:ISjxAD7gO
勇者「くらえっ!ギガスラッ…」
ブンッ
魔族娘(お母さん…)
ピタッ
勇者「………ん?」
魔族娘「………」
勇者「あれ?どうした?」
ツンッ……パタッ
魔族娘「………」
勇者「まだ攻撃してないのに………死んじゃったのかな?」
魔族娘「………」
勇者「とりあえず、ふくろにでも入れておくか」 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:14:47.18 ID:U2H/KWiT0
勇者は 魔族の娘を 手に入れた。 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:12:33.90 ID:pIW5pUtA0
こんな勇者だったら俺反乱起こすわ 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:18:52.61 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「ん…ここは…」
勇者「あ、生きてた」
魔族娘「えっと、ここどこですか?」
勇者「宿屋だよ」
魔族娘「え…なんで私、こんなところに…」
勇者「死んだのかなと思ってさ、ふくろに入れてきたんだ」
魔族娘「……ふくろ?あ…あの……」
勇者「いやね、このふくろ意外とけっこう入るんだよね」 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:21:05.60 ID:ISjxAD7gO
勇者「しかし、生きてるとなると……困ったな」
魔族娘「…何が困るんですか?」
勇者「剥製にでもしようかと、珍しいし」
魔族娘「…は……はく」
勇者「あ、別に生きててもいいか」
魔族娘「だ…駄目です…」 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:27:24.90 ID:LFmonTllO
声が堀江で再生された 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:27:48.32 ID:ISjxAD7gO
勇者「あ、そうか。生きてるんだから、そのまま売ればいいんだ」
魔族娘「そうですね…そのほうが…」
勇者「でもさぁ、金持ちってのは変態が多いって聞くし」
魔族娘「かまいませんよ!」
魔族娘(この人から離れられるならなんでも…)
勇者「わかった。魔物美食会の会長に連絡いれてくるね」
魔族娘「ま、まってください!」 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:30:36.85 ID:ISjxAD7gO
勇者「いやぁ、魔物を食べるなんて本当に頭おかしいよね?」
魔族娘「た…食べるって…生きたまま売るんですよね?」
勇者「うん、生きたまま食べるのがいいらしいよ。ははは、気持ち悪いよねぇ」
魔族娘「お…お願いします…それだけは…」 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:32:47.52 ID:ISjxAD7gO
勇者「わがままだな…」
魔族娘「せめて…ペットとかとして飼ってくれるところに…」
勇者「……変な趣味だね君。わざわざ自分から進んでそんなこと言うなんて」
魔族娘「…まだマシなだけです」 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:35:15.36 ID:ISjxAD7gO
勇者「…静かに」
魔族娘「え…なんですか急に…」
勇者「黙れ」
魔族娘「………」
兵士「そうか、上にいるんだな?」
店主「へ、へぇ…」
勇者「ちっ…もうばれたのか…」 55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:37:45.14 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「なにがですか?」
勇者「話は後だ」
ドカンッ
兵士「勇者め!ついに見つけ…」
ズバッ…バタンッ
魔族娘「きゃあああ!」
勇者「今だ!走れ!」 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:41:49.30 ID:HAuTLdff0
これがイメージに近いかな 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:43:48.83 ID:GOOfxr1KO
>>56いいね 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:45:00.97 ID:1ZnqVvIlO
>>56
ヒロインっぽいな
好みとしてはもう少し魔物らしい方がいいけど、好きに妄想するか 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:44:25.42 ID:ISjxAD7gO
勇者「ここまでくれば…」
魔族娘「はぁ…はぁ…何なんですか…」
勇者「この国の兵だ」
魔族娘「え…何でですか?貴方は勇者様なんですよね?」
勇者「ああ…魔王を倒すまではな…」 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:45:09.97 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「えっと…失礼でなければ詳しく聞いても…」
勇者「ああ、いいだろう。
あれは、魔王を討伐して国に戻ったときの話だ」
王「勇者よ。よくぞ魔王を討伐してくれた」
勇者「はっ、ところで褒美のほうは?」
王「いいだろう。望むものなら何でもくれてやろう」
勇者「では、この国をもらおうか」
王「………は?」 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:50:29.71 ID:fpOmontTO
勇者ブッ飛んでるなぁ 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:48:16.44 ID:ISjxAD7gO
勇者「その後、なんやかんやで指名手配されたんだ」
魔族娘「………」
勇者「王の野郎……少し剣で脅したくらいで指名手配なんてしやがって…」
魔族娘「…あ…あの」
勇者「なんだ?」
魔族娘「悪いの貴方のほうでは……」
勇者「………は?」
魔族娘「お、王様ケチンボですよね。
世界を救ってくれたんですから一国くらい良いですよね」 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:53:57.51 ID:Rq2a4CCEO
勇者が新な魔王になるんですね。わかります。 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:54:47.85 ID:ISjxAD7gO
勇者「まぁ、王としても俺の存在は疎ましいんだろうな。
なんせ魔王を倒した存在だ」
魔族娘(一番の原因はその性格じゃあ…)
勇者「まぁいい…数だけの兵なんて、どうにでもなる。
なんせ魔王を倒した俺だからな」
魔族娘(魔王様より魔王っぽい…) 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 18:57:53.63 ID:ISjxAD7gO
勇者「だが、一々相手をするのも面倒だ…一旦逃げるか」
魔族娘「…はぁ」
勇者「とりあえずは変装だな」
魔族娘「あ…あの、私と一緒にいたら目立つと思うんで…その…」
勇者「そうだな。お前も変装しなきゃな。
大丈夫だ、元々人に似た姿なんだ。なんとかなる」
魔族娘「…そうじゃなくて」 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:00:12.71 ID:Tsf1XAhFO
期待あげ 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:02:01.67 ID:K3aJbqgc0
これは普通に面白いな
ラノベでありそう 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:02:09.13 ID:ISjxAD7gO
勇者「いいか?俺達はごく普通のおしどり夫婦だ」
魔族娘「は…はい…」
勇者「もしばれたら…兵ごと斬ってやるからな。
きちんと演技しろよ」
魔族娘「…はい」
魔族娘「あ…あなたぁ…あれ欲しいなぁ」
勇者「はっはっは、いいだろう。買ってやるぞ」
兵士「ちっ、新婚馬鹿夫婦か……こちら異常なし!
次のポイントに行くぞ」 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:02:11.99 ID:r6PL+EZO0
追いついてしまった
中々面白い、支援 77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:03:21.95 ID:fpOmontTO
正直期待してる 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:04:39.88 ID:ISjxAD7gO
勇者「よし、ばれずに出れたな」
魔族娘「はぁ…はぁ…」
勇者「どうした?」
魔族娘「緊張とストレスで…その…」
勇者「そこまで緊張することか?
別にお前が指名手配されてるわけじゃないんだぞ」
魔族娘(…命かかってますから) 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:06:18.69 ID:Xp0IVWC9O
支援 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:08:06.79 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「あの…行くあてはあるんですか?」
勇者「まぁな」
魔族娘「そうですか…なら私はもう…」
勇者「用済みだな」
魔族娘「はい、ですから…」
勇者「始末するか。追ってにばれるのも面倒だ」
魔族娘「あ…きっと役に立つんで、どうか連れていってください!」 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:09:41.11 ID:DErZjHxpO
勇者の外道っぷりに乾杯 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:09:52.74 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「えっと…ここは…」
勇者「ああ、かつての魔王城だ」
魔族娘「中に入るのは初めててです」
勇者「まぁ、これからは勇者城となるわけだがな」 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:13:20.28 ID:r6PL+EZO0
勇者城となwwww
新しい魔王の誕生というわけですね、判ります 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:14:38.72 ID:ISjxAD7gO
勇者「ククク…まさか王の野郎も、魔王城にいるとは思うまい」
魔族娘(…魔王の玉座があんなに似合うなんて)
魔族娘「あ、ところで元々いた魔物さん達はどこに行ったんでしょうか?」
勇者「全部殺した」
魔族娘「…は…ははは…そうなんですか」 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:15:57.59 ID:K3aJbqgc0
鬼畜過ぎるwww
なんかバスタードのD・Sみたいな主人公だな
エロくは無いけどw 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:18:59.70 ID:ISjxAD7gO
勇者「しかし、こちらの手駒が一匹というのは辛いな。
いくら俺でも、あの国全てと相手をするとなると疲れるぞ」
魔族娘「…そうですか。
疲れるだけなんですか……あ、一つ気になることが」
勇者「なんだ?」
魔族娘「勇者様の手駒の一匹って何ですか?」
勇者「お前」
魔族娘「あ…はは…手駒ですか…少しランクアップですね…」 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:26:46.07 ID:8XZKXydSO
涙目だなwwww 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:31:55.69 ID:pg6wUHhp0
勇者がドラクエ3勇者の格好をしたDIOで再生される 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:34:02.05 ID:lVD/Q1C6O
>>97
想像して吹いた 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:39:46.27 ID:ISjxAD7gO
魔族娘(…逃げよう。大丈夫。
勇者様も今忙しいから簡単に逃げれるはず…)
魔族娘「や…やった。
普通に出れそう。あれが出口だよね」
カチッ
魔族娘「あ…あれ?なんだろ?この床」
勇者「ん?何してんだそんなところで…」
ビクッ
魔族娘「………」
勇者「その辺、罠だらけだからな。うっかり発動させるなよ」
魔族娘「…え…罠?」
勇者「ああ、イロイロと鋭いものが落ちてくるからな」
魔族娘「あ…あ…あああ…」 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:44:30.80 ID:kjJaNsblO
カチッっていってるwww 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:54:59.29 ID:14nnFmDjO
この主人公まんまランスじゃね 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:56:12.44 ID:hphSrDRXO
期待 118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 19:57:27.77 ID:kUkpZY4S0
何でもいいから早く続きを 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 20:06:36.04 ID:PxrrsV7m0
黙って待ってようぜ 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 20:06:54.48 ID:ISjxAD7gO
勇者「しかし…罠にはまるなんてマヌケだなお前」
魔族娘「…あうぅ…鋭いものが…鋭いものが…」
勇者「俺がいなかったら串刺しになってたところだったんだぞ」
魔族娘「あぅ…あぅ……」
勇者「これからは勝手に城をうろつかないことだな」 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 20:17:28.38 ID:ISjxAD7gO
魔族娘(…逃げるのは無理ですか…そうですか)
勇者「腹が減ったな」
魔族娘「…はぁ」
勇者「お前、何か作れたりしないのか?」
魔族娘「…簡単なものなら」
勇者「そうか、じゃあ作ってもらおうか」
魔族娘「あのぉ…キッチンは…」
勇者「今連れてくよ」 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 20:19:22.54 ID:ISjxAD7gO
勇者「あ、そこも罠だから」
カチッ
魔族娘「………」
勇者「あーあ…そこ動くなよ。罠が発動するから」
魔族娘「…も…もっとはやく言ってくださいよぅ」 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 20:20:37.27 ID:fpOmontTO
魔族娘カワユス 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 20:21:25.89 ID:XRbOxXzSO
勇者かっこよすぎ 175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:35:53.41 ID:ISjxAD7gO
勇者「ここが台所か、ふん、魔族の割になかなか…」
魔族娘「とげとげ…落ちる…挟まれる…」
勇者「お前もドジだな。何回罠にかかれば気が済むんだよ」
魔族娘「だって…だって…」
勇者「まぁいい、さっさと飯つくれよ」
魔族娘「はい………あっ」
勇者「どうした?」
魔族娘「材料……」
勇者「ああ、そこの保管庫にまだあるんじゃないか?」
魔族娘「ここですか……あの」
勇者「わかってるよ。俺が行ってきてやる」
魔族娘「…ありがとうございます」 177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:38:19.85 ID:K3aJbqgc0
勇者鬼畜なんだか
微妙に優しいんだかわからんなw 179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:42:16.15 ID:ISjxAD7gO
勇者「やはりほとんど腐ってた」
魔族娘「そうですね…しばらく放置されてたみたいですから」
勇者「だけど、干し肉やジャガ芋とか日持ちするものは大丈夫だったみたいだ」
魔族娘「じゃあ、これらで簡単なものを…」
ブヒ…ブヒブヒ…
魔族娘「……ぶひ?」
勇者「おお、そうだった。こいつもいたな」
魔族娘「…ぶ…豚」
勇者「残ってたものから、腐ってたもまで、なんのそので食ってたぞ。
すごい生命力だと思わないか?」
魔族娘「…こ…これは?」
勇者「調理しとけよ」
魔族娘「えぇええ!?」 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:43:01.77 ID:fpOmontTO
やっぱり鬼畜www 184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:45:57.49 ID:UYhl7XAh0
>>179
豚に負けてあぅあぅってなってるとこ想像して萌えた 185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:47:18.08 ID:ISjxAD7gO
勇者「うん、なかなかうまいぞ」
魔族娘「ありがとうございます」
勇者「で、どれがあの豚なんだ?」
魔族娘「え…えっと、これです…」
勇者「これか、やっぱり干し肉とは違うな」
魔族娘「…あはは」
豚「ぶひ、ぶひぶひ」
魔族娘「干し肉をもどしたものだったんだけど……
絶対ばれると思ったんだけどなぁ……」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「はい、残り物だけど」
ガツガツガツガツ 188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:49:40.28 ID:Jr0RUA+60
豚が俺だとして魔族娘がスカートだとしたら
見えるかなと思った俺は死んだ方がいい 192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:51:16.24 ID:5v/Zkn4pO
>>188
あんたは正常だ 189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:50:08.23 ID:P3s4hGqs0
勇者味覚オンチなのか。 190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:50:07.68 ID:GrzWnQsWO
魔王は相当立派な教育者だったのだろう 194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:52:49.13 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「えっと、あなたあの食物庫にいたんだよね?」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「じゃああそこには罠はないんだよね。
この子も普通に生活してたみたいだし。
食べものの状況も知りたいし入ってみよう」
ガチャ
魔族娘「でも…一応、罠は無いか慎重に…足元は気をつけていかなきゃ」
プツッ
魔族娘「………あ、なんか糸のようなものを」
サクッサクッサクッ
魔族娘「あわわわわ…壁からナイフが……」 199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:55:34.28 ID:m74PgwLQ0
豚ってもしかして元魔王じゃね? 202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:55:49.98 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「…罠…あった」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「そうか、人間くらいの身長が無いと、この糸は切れないんだね」
豚「ンガッンガッ…」
魔族娘「うーん…本当に腐ったものばっかりだねぇ」
ガツガツガツガツ
魔族娘「ああ!そんなの食べたらお腹壊しちゃうよ!」 204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 21:56:02.13 ID:3WprSP5G0
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) チャーハン作るよ!!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
∧,,∧ 豚肉も入れるよ!
(;`・ω・) ヘ⌒ヽフ⌒γ
/ o━ヽニニフ (・ω・ ) )
しー-J しー し─J
∧,,∧ ・・・
( ´・ω・) ヘ⌒ヽフ⌒γ
/ o━ヽニニフ (・ω・ ) )
しー-J しー し─J
∧,,∧ 野菜だけでもおいしいね
(・ω・ )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ・゚・ 。・゚/(_, )
/  ̄ ̄ ̄ \、_)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄
ε ⌒ヘ⌒ヽフ ブヒ♪
( ( ・ω・)
しー し─J ヽ・゚・ 。・゚/ 210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:00:41.37 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「大丈夫そうなのはっと……」
ゴソゴソ
魔族娘「私達だけならしばらくは持ちそう」
ガツガツガツガツガツガツガツガツ
魔族娘「ああ…この子がいたんだっけ…」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「…えっと、勇者様の余りと私のぶんも半分くらいあげるから」
ガツガツガツガツガツガツガツガツ
魔族娘「あ、だから腐ったもの食べちゃ駄目だって」
勇者「あの豚は早めに始末しといて正確だったな。
かなり食うんだよね。豚って」 212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:03:22.67 ID:P9ZQjGP7O
資本主義の豚め 213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:04:41.03 ID:AMiOe7lA0
豚はとにかくなんでも食べるよね。動かなければ人間すらも。 214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:05:04.35 ID:K3aJbqgc0
これは波乱フラグかw 215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:05:18.69 ID:ISjxAD7gO
勇者「さて、作戦会議を始める」
魔族娘「あ…あの…」
勇者「なんだ?」
魔族娘「作戦といっても…私は戦力外ですし、
勇者様お一人で戦うようなものなんじゃ…
それなら作戦も…」
勇者「何を言ってるんだ?駒の役割は戦うだけじゃないだろ」
魔族娘(…えっと、後方支援ってことかな?)
勇者「囮、盾など様々な活用方がある」
魔族娘「そ…それは……」
勇者「気にするな。冗談だよ」 219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:09:06.78 ID:ISjxAD7gO
勇者「ふぁああ…俺は寝るぞ」
魔族娘「あの…私は…」
勇者「適当なところで寝ればいいさ」
魔族娘「………」
勇者「で、なんでついてくるんだ?」
魔族娘「罠が……」
勇者「それなら全部解除しておいたよ。
王の軍がくるまでは邪魔だろうからな」
魔族娘「…………え?」
勇者「じゃあな、お休み」
魔族娘「………え?え?」 221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:10:33.46 ID:QWk3Ro100
優しさが垣間見えた 222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:10:41.75 ID:w1PE+8300
>>219見るまで勇者だってこと忘れてたwww 224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:12:43.07 ID:ISjxAD7gO
コンコン
魔族娘「しつれいしまーす……誰もいないでしょうけど…」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「わっ……どうやってこんなところに……」
豚「…………」
魔族娘「もしかして、あなたの寝室なの?」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「ふふっ、そんなわけないよね」 225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:13:03.28 ID:kjJaNsblO
逃げだすチャンスだ!
豚が! 229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:17:04.45 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「じゃあここを私の部屋にしちゃっていいのかな?」
豚「ぶひ」
魔族娘「じゃあ決定しちゃいます。ここは私の部屋」
豚「ぶひ、ぶひ、ぶひ」トコトコトコ
魔族娘「あれ?どこ行くの?」
ボフッ
魔族娘「あ…ベッド…」
豚「…………」
スピー…スピー…
魔族娘「……私のベッド」 230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:19:46.12 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「いいや…こんな立派なソファーがあるんだし…
私の家のベッドより寝心地良さそうなくらいだもん…」
豚「………」
魔族娘「…………」
魔族娘(…やっぱり食べとけばよかったのかなぁ) 233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:29:47.30 ID:UcnSaE9FO
可愛いよう 236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:33:18.20 ID:ISjxAD7gO
勇者「せいっ!やぁっ!」
ブンッブンッ
魔族娘「こんな朝はやくからどうしたんですか?」
勇者「稽古だ。体が鈍らないようにな」
魔族娘「毎日やってるんですか?」
勇者「まぁな、ここ最近は逃亡生活で出来なかったがな」
魔族娘「…はぁ」
勇者「だが…やはり実際に相手がいたほうが…」
魔族娘「朝ごはんの準備してきますね!」 238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:35:11.01 ID:K3aJbqgc0
あれ?
勇者結構良いやつなんじゃね? 239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:37:00.50 ID:hAiwvq3LO
支援!ksk! 241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:39:22.02 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「あ、そうだ…罠が解除されてるってことは逃げることができるってことだよね」
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「豚さん、一緒に逃げようか」
魔族娘「………あ」
豚「ぶひぶひぶひぶひ」
魔族娘「そうですよね。堀だってあるし、城門を開けないと出れないですし」
豚「ぶひっぶひっ」
魔族娘「…しばらくここに居ましょうか」 243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:44:33.61 ID:ISjxAD7gO
勇者「さて、そろそろ王の軍も進軍を始めたころか」
魔族娘「…本当に大丈夫なんでしょうか」
勇者「問題は無い。こちらが負けることはまず無いのだからな」
魔族娘「なんでですか?」
勇者「ここに来るまでで、奴らの半分くらいはいなくなるからだ」
魔族娘「…なぜですか?」
勇者「ここの前のダンジョンの仕掛けを全て作動させておいた。
強力な魔物もうじゃうじゃといるからな」 245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:46:57.67 ID:w1PE+8300
もう魔王じゃんwwwww 244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:46:45.00 ID:K3aJbqgc0
脱出不能www 246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:47:46.93 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「魔物?まだいたんですか?」
勇者「ああ、まぁ俺達の前に現れることは無かったみたいだかな。
かたや、魔王を倒した勇者、そして同族のお前。
当然といっちゃ当然だが」
魔族娘「…なるほど、いろいろ考えてたんですね」
勇者「当たり前だ。世界を敵にまわしてんだからな」 247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:47:52.11 ID:kjJaNsblO
まさに勇者のくせになまいきだ状態ww 249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:50:44.89 ID:h8RTpQsf0
ラスト前のダンジョンか…
ロンダルキアへの洞窟みたいなのだったら全滅してもおかしくない 251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:52:04.91 ID:ISjxAD7gO
勇者「ま、あとは寝て待ってればいいだけさ」
魔族娘「あの…私はどうなるんでしょうか?」
勇者「そうだな、まぁその辺の魔物と同じように殺されるか……」
魔族娘「………」
勇者「あ、そこそこ可愛いから大丈夫かもしれんな」
魔族娘「……え?…可愛い?」
勇者「ああ、そこらの町娘なんかより断絶いけてる」
魔族娘「…そ…そんな…照れちゃいます」
勇者「あ、俺が何言いたいのかわかってないのか」 252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:53:08.61 ID:fEKMIvzJ0
>>251
陵辱フラグww 255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 22:53:38.10 ID:w1PE+8300
勇者まもったれよwwww 260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:00:45.36 ID:ISjxAD7gO
勇者「まぁ、そこまで心配なら、人間にでも化けとけばいいんじゃないか?」
魔族娘「人間に?」
勇者「人質だとでも思うだろうさ」
魔族娘「……なるほど」
勇者「まぁ、俺が負けるわけないから、そんな心配自体が無駄なんだが」 262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:04:28.86 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「あ、でも、勇者様がここにいるのがなんでばれたんでしょうか?」
勇者「ばれたんじゃない、ばらしておいたんだよ」
魔族娘「…どういうことですか?」
勇者「ここに来るまでの間に、わかりやすいように痕跡を残してきたのさ」
魔族娘「…わざわざなんで」
勇者「敵を潰すためさ、王都で全軍を相手にするより。
守りの固いここで相手をするほうが楽だろ」 263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:07:01.85 ID:/EW4eG5gO
勇者は賢いな 264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:07:46.54 ID:ISjxAD7gO
魔族娘「……勇者様」
勇者「なんだ?」
魔族娘「倒すって、殺すことなんですよね?
人間…同族を……」
勇者「殺しなら今までだってしてきたさ。
お前らの同族を沢山ね」
魔族娘「でも…」
勇者「命の重みに違いは無い。
魔物だって人間だって同じさ」
魔族娘「………」
勇者「だから、平等にぶっ殺す」 266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:08:03.20 ID:fpOmontTO
しかし完全に悪の思考だな 265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:07:59.92 ID:fGQsRP+y0
どう見ても魔王 268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:09:14.39 ID:r6PL+EZO0
勇者いい事言ってるのに最後の一言で魔王みたいな発言にwww 269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:09:59.66 ID:1MfC3chH0
支援
どうみても魔王です 270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:10:36.71 ID:w1PE+8300
前魔王超えてそうwww 272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:14:11.75 ID:ISjxAD7gO
豚「ぶひぶひ」
魔族娘「豚さん…」
豚「ぶひ」
魔族娘「勇者様の考えがわかりません……
良い人……でないことはわかるんですけど…」
豚「ぶひっぶひっぶひっ」
魔族娘「なぐさめてくれ…」
カプッ
魔族娘「痛っ……あ、ご飯ですか…そうですか…」 274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:16:40.27 ID:jT1LmnT50
豚がかわいい件 277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/08(日) 23:21:01.77 ID:fpOmontTO
この勇者はきっとマヒャデドス使える 439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 11:59:30.18 ID:jzYoAcmBO
勇者「さて…そろそろかな…」
魔族娘「何がそろそろなんですか?」
勇者「王国軍のやつらがそろそろ来るってことだ」
魔族娘「た、大変じゃないですか!なんでそんなに冷静なんですか!」
勇者「慌ててもどうもならんだろ。
第一負ける気はないんでね」
魔族娘「私はどうすれば…」
勇者「ああ…知らん」 440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:01:51.90 ID:jzYoAcmBO
魔族娘「…そ…そんな」
勇者「冗談だ。お前に死なれては、うまい飯が食えんからな」
魔族娘「ご飯だけですか………」
勇者「そんなことないさ」
魔族娘「勇者様!」
勇者「掃除、洗濯、その他もろもろ…」
魔族娘「……勇者様」
勇者「冗談だ。気にするな」 445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:04:27.96 ID:jzYoAcmBO
勇者「さて、確かこの絵画をずらせば」
ガタン…ゴトゴトゴト…
魔族娘「あ…玉座が…」
勇者「この下に隠れてれば大丈夫だろうさ」
魔族娘「あ、ありがとうございます!」
勇者「まぁ、俺が死んだら閉じ込められるわけだけどな」
魔族娘「………」
勇者「いらん心配だがな」 447 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:09:54.20 ID:jzYoAcmBO
ガヤガヤガヤガヤ…
勇者「おお、いるいる。結構生き残ってたみたいだな」
兵「あ、いたぞ!勇者だ!城門の上にいるぞ!」
勇者「おっと、見つかった。まぁいいか…
お前ら!よく聞けよ!
ここにいるのは、世界を救った勇者様だ!」
兵「なにが勇者だ!国の侵略を目論む逆族が!」
勇者「逆族か…いいだろう。そう思うのならのぼってこい。
一番奥で待っているからな。
まぁ…辿り着けるとは思わないがな…」 448 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:16:13.43 ID:jzYoAcmBO
兵「弓隊!」
勇者「おっと、それは卑怯だろ。ちゃんと中に入ってこいよ」
兵「放てー!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
勇者「お…あ…危っ…」
兵「次だ!矢を絶やすな」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン
勇者「ま…待てって…ちょっと…」
ヒュンヒュンヒュンヒュン
勇者「待てって………言ってんだろがぁあああああ!」
バチバチバチ…ドッカーン…
兵「ぎゃああああ」
勇者「はぁ…はぁ…中で待ってるからな」 449 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:20:07.11 ID:jzYoAcmBO
勇者「さてと…」
魔族娘「こっちだよ。はやく」
豚「ぷぎー!ぷぎー!」
魔族娘「言うこと聞いて…あなたも死にたくないでしょ」
勇者「……何やってんだ。まだ隠し部屋に入ってなかったのか。
あとその豚……」
魔族娘「あ……あの…この子は…その…あの……」
勇者「……いいからさっさと隠れろ。
その豚も邪魔だ。さっさと連れていけ」 452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:27:04.37 ID:jzYoAcmBO
魔族娘「勇者様……本当に大丈夫なんですか?」
勇者「なにがだ?」
魔族娘「だって、あんなに沢山を相手にして…」
勇者「問題ない」
魔族娘「でも…」
勇者「大丈夫だ。なんせ俺は魔王を倒した男なんだからな」
魔族娘「………はい」
勇者「奴ら全員血祭りにあげてやるさ」 456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:41:17.31 ID:QUSMzHDsO
なにこれもう涙出そうだわ 460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 12:59:27.81 ID:yXOdkI3yO
追いついた。支援 630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:10:11.20 ID:jzYoAcmBO
兵「ここか!」
勇者「意外とはやくついたな」
兵「いたぞっ!勇者だ!」
勇者「ちっ…意外と残ったな」
兵「この軍勢に焦っているようだな」
勇者「いや、ただ面倒だと思っただけだ。何の問題もない」 634 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:12:38.14 ID:jzYoAcmBO
魔族娘「とうとう来ちゃったみたいです…
足音からしてもかなりの大勢みたいだし……」
豚「ぶひぶひぶひ」
魔族娘「豚さん…勇者様は大丈夫かな?」
豚「ぶひっぶひっ」
魔族娘「大丈夫…ですよね…」 643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:18:27.55 ID:jzYoAcmBO
バチバチバチ…バチバチバチ…
勇者「クククク…ハッハッハッハ!
どうした!その程度か!」
兵「くっ…ここでは思うように隊がうごかせん…」
勇者「ハッハッハッハッ!広さの限定された空間では思うように動けまい!
おのずと戦える人数も限られてくるのさ!」
兵「…なんということだ」
勇者「こんな所までのこのこ来やがって!お前らは間抜けかっ!」 645 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:20:57.88 ID:CQBtGPlA0
バキ理論(壁を背にすれば戦力差は1:4になる)か! 644 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:20:23.58 ID:MTugKC56O
勇者が魔王すぎるw 647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:22:23.65 ID:4f3zH6j+0
不思議のダンジョン思い出した 648 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:22:56.44 ID:Gl+mn/BOO
テラ魔王wwwww 649 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:23:05.32 ID:jzYoAcmBO
魔族娘「どうにかして出れないかな?」
豚「ンガッンガッンガッ」
トコトコトコ
魔族娘「…豚さん、どこに行くんですか?」
豚「ぶひぶひぶひ」
魔族娘「あ、魔王様の絵ですね。上の部屋にあるのと同じやつですかねぇ?」
豚「ぶひぶひぶひぶひ」
魔族娘「はい、とても素敵なお姿ですね」
豚「ぶひぶひぶひぶひ」
魔族娘「豚さんも同じ考えなんですね?」
豚「ぶひっ………」 653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:27:17.51 ID:jzYoAcmBO
豚「………」
魔族娘「豚さん?急に黙りこんでどうしたんですか?」
豚「………」
魔族娘「豚さんの言葉がわかればいいのに…
あら?魔王様の絵が傾いてますね」
豚「ぶひ!」
魔族娘「でも今はそんなこと気にしてる時間はありませんね」 656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:35:30.48 ID:jzYoAcmBO
勇者「……はぁ…はぁ…流石に少し疲れたな」ヨロッ
兵「なんてことだ…もう半数近くが…
いや、だが奴も疲弊しているはずだ」
勇者「…なかなかやるな。
やろうと思えば魔王だって討伐できたんじゃないのか?」
兵「……何が言いたい」
勇者「魔王を倒したこの俺をここまで追い詰めたんだ。
やろうと思えば魔王だって倒せたんじゃないかって言ってんだよ」
兵「………」
勇者「それをお前らは……お前らは国を守る盾だろうが!」
兵「……そんなこと!」 662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:52:09.22 ID:zdbf+LX0O
あれ?なんか勇者かっこよく見える 660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:50:30.63 ID:jzYoAcmBO
勇者「ふんっ、ならやってみろ!
魔王を倒したを俺を倒してみろ!」
兵「…い…言われなくともっ!」
………
……
…
ザスッ
勇者「…ふっ…やれば…できるじゃない…か…」
ドサッ
兵「やったぞ!ついに…ついに勇者を倒したぞ…」
ゴゴゴゴゴ…
魔族娘「あの絵が仕掛けだったんですね…もう、そうならそうと早く言ってよ…」
豚「ぷぎぃ……」
魔族娘「勇者様はっ……あ…れ?…勇者…様?」 661 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:51:22.85 ID:jzYoAcmBO
勇者「………」
魔族娘「勇者様!勇者さまぁああああ!」
兵「なんだあの娘はっ!…まさか……魔族か!?」
魔族娘「勇者様!起きて勇者様!」
兵「…やはり、勇者は魔性に堕ちていたのか」
カチャ…カチャカチャ…
隊長「待て!武器をおろせ」
兵士「隊長!?今までどこにいたんですか!」
隊長「細かいことは気にするなっ!」 668 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 22:57:48.01 ID:jzYoAcmBO
魔族娘「ひっく…勇者様…お願いだから起きて……
酷いことしても気にしないから……おねがい…」
隊長「あの姿を見て…あの娘が邪悪なものだと思うか?」
兵「……それは」
隊長「もしかしたら、勇者は伝えたかったのかもしれない…
我等の脆弱な力でも…力を合わせれば魔王を倒すことができるということを」
兵「………」
隊長「さぁ、我等の英雄の亡きがらを丁重に運んでやろうじゃないか」 680 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:06:02.29 ID:jzYoAcmBO
隊長「お嬢さん…」
魔族娘「ひっく……」
隊長「勇者殿のは素晴らしいお人でした…おそらく、
世界のことを誰よりも考えていたのでしょう」
魔族娘「………」
隊長「彼は最後に教えてくれました…
勇者などという強大な存在が無くとも…一人一人が力を合わせれば…」
「カハッ……ククク…」
魔族娘「…え?」
「ククククク…アーッハッハッハッハッハ!
一人一人が力を合わせれば?馬鹿じゃないのか?」
兵「な…なんだと…」
スッ
勇者「馬鹿じゃねえの?」 688 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:09:23.83 ID:WvMGmYGT0
きたああああああああああああ 689 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:09:45.09 ID:zdbf+LX0O
期待裏切らねぇwww 682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:07:09.40 ID:0kfsXV7nO
キター 683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:07:23.05 ID:MoaxC4arO
www 685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:08:06.20 ID:273yI3UF0
さすが勇者wwwwww 690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:10:00.68 ID:jzYoAcmBO
兵「あ…ありえん…剣は完全に…」
勇者「ふっ、お前ら馬鹿すぎるな。
何度でも言ってやるよ。馬鹿じゃねえの?」
魔族娘「…ゆ…勇者様?」
勇者「どうかしたのか?」
魔族娘「な…なんで生きて……」
勇者「こんなもんで死ぬわけないだろうが。俺を誰だと思ってんだ」 692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:11:27.29 ID:+uMao3/wO
完全に勇者じゃねえwwwww 693 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:11:44.24 ID:CQBtGPlA0
なんかベルセルクのガッツを思い出した 694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:11:54.02 ID:IyvzUIEm0
むしろラハールw 696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:14:15.82 ID:jzYoAcmBO
隊長「ゆ…勇者殿は…我々でも力を合わせれば魔王を倒せるという…」
勇者「邪魔だ」
パシュッ…
隊長「こっ…」シュゥ…
兵「隊ちょぉおおおおおおおおおお!」
勇者「さぁて、ぐっすり眠って体力も回復したし……」
兵「………」
魔族娘「………」
勇者「……皆殺しといこうか」 698 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:14:45.09 ID:gk9IcwI80
えええええええええwwwwwwww 699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:15:08.90 ID:6r4tVs1g0
ま さ に 外 道 703 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:17:00.49 ID:961Q9aNJ0
ヒドスwww 710 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:19:46.28 ID:jzYoAcmBO
魔族娘「勇者様!駄目です!」
勇者「なんでお前の言うことを聞かないといけないんだ?」
魔族娘「…だって」
勇者「邪魔だ、どけ」
兵「…終わりだ……この世界は」
勇者「ククク…面倒だ。まとめて始末してやる」
魔族娘「勇者様っ!」
勇者「いいかげんにっ……」
魔族娘「おっ…お掃除が大変だから駄目ですっ!」
勇者「…………そうか。わかった」 714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:20:24.93 ID:G4YduMIY0
掃除が大変ならしょうがないよな 717 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:20:57.90 ID:gk9IcwI80
掃除機かけるだけでも時間かかるしな 721 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:21:54.57 ID:sWTtJoYK0
城だから一人じゃ大変だよな 722 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:21:56.46 ID:6r4tVs1g0
魔族娘頭いいなwww 716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:20:56.42 ID:MoaxC4arO
wwwwwww 720 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:21:53.75 ID:zkXJ6NeN0
おそうじwwwwwww 723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:22:24.84 ID:nkxEdRyk0
徐々に娘が勇者の扱いに手馴れてきたなw 724 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:22:47.51 ID:6S8TB9f60
ワラタww 725 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:22:48.82 ID:jzYoAcmBO
魔族娘「………はい?」
勇者「そうだな。後始末が面倒だな。
やめておこう」
魔族娘(え……えぇええええええええええええ!?)
勇者「お前らっ!特別に見逃してやる!
死体や怪我人は残していくなよっ!」
兵「…………」 728 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:26:08.89 ID:jzYoAcmBO
勇者「まぁ、これだけ痛めつけとけば、しばらくは手を出してこないだろうな」
魔族娘「あ…あの…結局勇者様は何をしたかったんですか?」
勇者「さぁな…」
魔族娘「国が欲しかったんじゃ…」
勇者「あんな国もういらん」
魔族娘「………」
豚「ぷぎぃぷぎぃ」 729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:28:05.07 ID:jzYoAcmBO
勇者「そうだ、その豚」
魔族娘「あ…この子は…その…」
勇者「非常食か、なかなか考えたな」
魔族娘「あ…は、はい…そうなんですよ…」
豚「ぶひぶひ」 731 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:28:39.35 ID:nkxEdRyk0
そこは流されるなよwwwwwwwwwwww 733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:31:38.97 ID:PctVPgLO0
ぶはwwwwそこは否定しろよwwwwwwwwwww 736 :以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:2009/03/09(月) 23:38:01.12 ID:HlLqr1YIO
この展開は予想できなかったわ 737 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:39:27.97 ID:6S8TB9f60
勇者様次は何をするんだww 740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:41:08.66 ID:jzYoAcmBO
「ねぇねぇ、ご本よんでぇ」
「はい、わかりましたよ」
むかしむかし、ある勇者が魔王を倒しましたとさ
「ママぁ、それじゃあ、お話になってないよ」
「ふふふっ、ここから物語が始まるんですよ」
「……ほんとにぃ?」 743 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:42:11.46 ID:jzYoAcmBO
「クソガキ、今帰ったぞ」
「あ、パパだぁ」
「ふふっ、じゃあご飯にしないとね」
「ぷぎぃぷぎぃ」
「それにしても、その豚いつになったら食うんだ?」
「ふふふっ、なんせ非常食ですから。
非常事態にでもならない限りは……」
完 744 :以下、名無しにかわりましてvipがお送りします:2009/03/09(月) 23:42:55.32 ID:HlLqr1YIO
なん…だと…? 747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:44:24.51 ID:68etfycbO
>>1乙ぅぅぅぅぅぅぅぅ!! 750 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:44:42.79 ID:6S8TB9f60
なんというww
とりあえず魔族と人間のハーフいいわ 754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:45:00.58 ID:zkXJ6NeN0
ゆうしゃは こづくり をした 755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:45:03.13 ID:G7hwvVrEO
ま、まさか…異種族間性交…ドゥフwww 756 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:45:11.53 ID:xIOmf+3X0
打ち切り臭さも漂うが、いい意味で期待を裏切ってくれた
乙乙 784 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:55:06.37 ID:273yI3UF0
>>1
オチが結構残念だったな
もうひとひねりほしかった
しかし、まあよくがんばったよ
ろくでもない出だしからここまで引っ張ったことは評価できる
かかわりあいの薄い豚みたいなキャラは使わないでほしかった
ってか、伏線っぽい動きをしておいて何もないってどういうこと?
ただただ流れに任せて羅列すればいいってもんじゃないことをわかってほしいね 788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:56:39.55 ID:M5b2KObKO
>>784
縦読みでツンデレですね
わかります 791 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/09(月) 23:58:58.37 ID:5BPMOpou0
>>784
お前ってやつは・・・
こ、このツンデレめ! 804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 00:15:26.94 ID:uoHdMJlM0
乙。 806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 00:19:02.61 ID:xALXWOj+0
>>804
お前も乙 822 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 01:26:04.71 ID:Iqr7jA4fO
俺にキャラデザセンスは皆無だった!
>>1乙です 820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/03/10(火) 01:02:14.31 ID:aeKW9uOUO
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